第101回コラム
バンダイナムコエンターテインメントより配信中のiOS/Android用アプリ『ガンダムブレイカーモバイル』。担当ライターのまさんが『ガンブレ』を始めた初心者向けのコラムをお届けしていきます。
【初心者から始めるガンブレ】ガンブレと言えば、ビルド。たまには性能を忘れて見た目で組んでみよう【第101回】 †
文:まさん
みなさん、5月ですよ! 先月からイベントのサイクルが2週間ごとに変わりました。ペース配分も変わったので、まだまだ慣れませんね。とはいえ、自分はなんとかビルド計画ペレットを全ゲット。ペレットのおかげでν-ジオンガンダムが完成しました。
以前からいくつかパーツを持っていたとはいえ、ビルド計画の機体が1式揃ったうえに、どれも改造済みになったんですよ。こうしてみると、太っ腹なイベントではありますね。流石に古い機体とはいえ、ビルド計画機は型落ちしていないからありがたい。
イベントのスパンが長くなったので、ゴールデンウィーク中はダラダラと過ごしつつ脳内が完全にまったりモードでした。あまりにもまったりプレイだったので、一瞬ガンダムウヴァルが来たのにも気づかずガシャを回すのすら忘れるところでしたが……。危ない、危ない。1周してきましたよ。2週間の間に新規機体が来ないわけじゃなくて、こういう形で出ることもあるのか。ますます、サイクルが変わっちゃって読めなくなったな~。
とはいえ、ウヴァルは恒常ガシャ入りすると思うので慌てなくても安心。最近は別属性の機体がイベントや期間限定になり、外見だけならいろいろな方法で入手しやすくなりました。性能よりもビルドの見た目重視の人にはありがたいかもしれません。
かく言う私も、最近はイベントが緩くなったのでそこまで強さばかりを求めてもしょうがないかなと思っているところ。つい、ダラダラと俺ガンをビルドしていました。いや、待てよ……。そもそも『ガンブレ』はビルドも楽しみの1つなんだから、ビルド中心の日があってもいいじゃないですか。そんなわけで、今回はビルド回です!
理想の俺ガンを作るために意識すべきパーツは †
バトローグコラボで威力Sスキルも手に入れた。2月や3月のアイテム購入で★7機体も充実してきた。そろそろ性能にこだわるのも疲れてきたかな……。そんな時、気分転換としても楽しめるのがビルドです。『ガンブレ』シリーズは、好きな機体のパーツを組みあわせて自分だけの俺ガンを作れる、という唯一無二の魅力があります。アプリが配信されたばかりの初期は、性能重視で組まざるを得ないところがありましたが、今はカスタムスキンがあるので自由度もアップ。EXskill用の強いパーツも用意する必要はありますが、基本的には好きな見た目で組めるようになりました。
▲自分はこういう怪物的な見た目の機体を作ってしまいがち。
ただ、あらためて外見重視でビルドをしてみようと思うと、逆に悩むところも。とにかくパーツが増えたんですよ! いや、多いこと自体は良いのですが……。参戦作品数が膨大になって選択の自由度も上がりまくり。ガンダム好きでも、すべての作品を知っていたら相当なマニアと言えるくらいに増えました。ビルドを考えるだけでも時間がかかってしまうのは間違いありません。すごく良い機体を作るのは、さらにたいへん。
▲みんなに納得してもらえそうな「すごく良い機体」ができなかったので、ズゴックEの画像を載せておきます。すごっくいい。ズゴックE。また、このおやじギャグか!
今回は「自分が納得する俺ガン」を作るために、どんなことを意識していくといいか考えていきたいと思います。そう、カッコ良い俺ガンを作るのに必要なのは何か。
それは……。
その人の好み次第です!
「オイ!」と突っ込まれそうですが、だってそうなんだもん。頭のパーツだけ取っても、作品によって全然違うじゃないですか。初代ガンダムの顔に人の革新を感じる人もいれば、Zガンダム系の細長い顔が好きなのは遊びでやってんじゃないんだよーって言う人もいるでしょう。ヴェイガンを許さないAGE顔が好きな人や鉄血愛が止まらない人も、∀の風が吹いている人もいます。ガンダムにお髭はありますか。あります!
▲こうしてみると、ガンダム顔のバリエーションも本当に増えましたね。
ちなみに、私が好きなのはバエルの顔ですね。そうなんです。カッコ良い俺ガンは、人によって違うんですよ。だから、もう自由に設定してよし……と書くと終わってしまうので、どうしたら理想の俺ガンに近づくか少し考えていきましょう。
先駆者の機体からカッコイイと思ったパーツをチェック †
まず参考になるのが先駆者たち。すでに、自分だけの俺ガンを作っている人はたくさんいます。ゲーム中のギャラリーやTwitter、ビルドコンテストなどをチェックしていると、このパーツいいな~と思う時がありますよね。もしも、自分が同じパーツを持っているなら積極的に取り入れてみましょう。機体がグッとしまるはず。カッコ良いパーツを配置してから、自分好みの色や組み合わせに変えていくと作りやすいかも。
たとえば、過去のコンテストを見ると人気があるのはウイングガンダムゼロ[Endless Waltz版]の背中ですね。背中に羽を背負ったガンダムなんて、カッコ良くなるに決まっているじゃないですか! ただ、逆にゴテゴテしない方向を攻めるのもアリです。エクシアの背中など、00系の太陽炉でスッキリ収めてみるのも悪くないでしょう。
騎士系の見た目にしたいなら、シナンジュの胴体などのデザインがあるパーツを使うとグッと締まります。胴体は、クロスボーンガンダム魔王やガンダムトライオン3のように主張が激しいパーツがあると、スーパーロボットのような見た目を作りやすいです。
ほかの人のビルドを見て、「あ、このパーツ自分も持ってる! 使えそう」と思ったら、気軽に組んでみましょう、コンテストの解説もヒントになるかも。好きなパーツを使うのはもちろん、先人の俺ガンを研究していくと、よりビルドの幅が広がりますよ!
変わったパーツはネタにもアクセントにもなる †
ガンダムシリーズは歴史が長く、機体の見た目もいろいろです。なかには、非常に特徴的な武器やパーツを持っているものもあります。たとえば、スターゲイザーの背中なんて、とても特徴的ですよね。仏像の背中のようなイメージでもあります。
アトラスガンダムのブレードシールドやTR-6のコンポジット・シールド・ブースターといった、形が独特なシールドを使ってみると、よりカッコ良く決まるかも。自分は好き。
また、下半身が特徴的なヒルドルブや、マンダラガンダムといった機体パーツも使いどころがあります。こういうパーツで、ガンダムらしくない見た目にするのも新鮮ですよ。
最近では風雲再起やバルバタウロスの実装で、4本足のケンタウロス的な機体も作れるようになりました。うれしい。4本足はアイデア次第でいろいろできそう。
それから、地味に使えるのがボールの頭部。頭をキャノン砲に置き換えられるので、胴体に顔(のような意匠)が付いているパーツを頭のように見せられるんですよ。頭だけだとイマイチに見えるかもしれませんが、組み合わせるとカッコ良くなるんです。
上手く使えばMA形態のようなイメージで、あえてガンダムっぽくない俺ガンも作れます。地味に便利ですよね。まだまだ、可能性を秘めたパーツだと思います。特徴的なパーツをアクセント的に入れてカッコ良く仕上げるのも、ネタ的な機体を作るのも自由ですから、楽しく作っちゃいましょう。なお、同じ作品や近い年代は原作のデザインコンセプトから統一感がある場合が多いです。最初は、宇宙世紀の近い年代や同じアナザーガンダムでパーツを組み合わせていくと違和感が少ないかもしれません。
フォトスタジオで撮影する前提で、機体を組んでみよう †
性能に関係なく作ってもいいのが、俺ガン。どうせ出撃させる予定がないなら、フォトスタジオの撮影用だと割り切って組んじゃうのもアリです。フォトスタジオの撮影なら、腕パーツや脚パーツなどを設定せずに、インナーフレームが見えていても問題なし。非表示にできます。コレを活用すれば、俺ガンの幅がより広がるはず。
たとえば、こんな風に通常ではインナーフレームが丸見えだとしても、戦わせないのであれば関係ありません。フォトスタジオで撮影する前に、インナーフレーム表示をOFFにしてしまえば、フォトでは見えなくなります。見えなければ問題ないのです。
動物型の機体や、(自分の中で考えた)MA変形みたいな俺ガンも簡単に撮影できちゃいます。インナーフレームの表示を消すだけで、グッとそれらしくなるんですよね。せっかくフォトスタジオ機能があることですし、いろいろ撮影しちゃいましょう。
ちなみに、フォトスタジオは俺ガンを作るだけじゃありません。ちょっとしたシチュエーションを作って撮影してみたり、おふざけに走ったりと、自由に遊べるのも好きなところ。自分はよく、こういうネタ画像を作っては1人でニヤニヤしています。こわい。
いろいろ書いてきましたが、俺ガン作りは最終的に自分が気に入ればOK。カッコイイ機体は人それぞれです。自分の好きな組み合わせで好きなように作っちゃうのが一番。カッコイイのも、ネタ機も、なんでもアリです。ただ、今回取り上げたようなことを意識してパーツを探すと、作る時のヒントになるかもしれませんよ。では、また!
▲自分はやっぱりバエルベースで作っちゃう。Gレコのパーツも良い感じ。