第131回コラム

　バンダイナムコエンターテインメントより配信中のiOS/Android用アプリ『ガンダムブレイカーモバイル』。担当ライターのまさんが『ガンブレ』を始めた初心者向けのコラムをお届けしていきます。

【初心者から始めるガンブレ】期間限定でジェガンブラストマスターが参戦。ユッキー、チップを貸してくれ【第131回】 †

文：まさん

　ガンブレフェスに完全新規機体が来たあぁぁぁ！　『ビルドダイバーズ』からジェガンブラストマスターが来ましたよ。まさかのジム系が期間限定機体。うれしー！

　だが、しかしこの機体。なぜか「ジムタイプ」のワードタグが1つもないのであった。ジムじゃなくてジェガンだから？　いや、ジェガンもジム系だから、ジムタイプのワードはあってもおかしくないのに。もしや、武器がガンダム系のミキシングだからか？

　ユ、ユッキー……ユッキィィィ。いや、ユッキーは悪くないのですが、ちょっと期待しちゃったじゃないですか。ワード的には、いつもの期間限定ですね。「エース専用機」や「重装甲」のワードタグ持ち。むしろ、今回はワードタグではなくEXskillのラインナップが尖った性能です。そこがいつもの「ガンブレフェス」とは違う点かも。今回は、ちょっとツウ向け？　ロマン機体でありつつも、特徴的なEXskillですね。見た目もジム好きにはうれしいですし、まずはジェガンブラストマスターの話から始めたいと思います。

デバフ付き照射系スキルを取り揃えた全身武器庫 †

　期間限定機体でありながらジム系ということで、とても珍しい今回のジェガンブラストマスター。なんと、6パーツ中、4パーツがEXskill。しかもバインド系がなくて、どれも照射系スキルという期間限定とは思えない尖り方に驚きます。尖り過ぎじゃ。

　いや、いくらなんでも尖りすぎですよ。こりゃまた思い切った機体が出てきたな～。ぜいたくを言えば、ユッキーも参戦させて欲しかったけど。ビルダーズ系は、今のところAIパイロットが『模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG』のキャラばかりで、ビルドファイターズ以降が参戦していないんですよね。なんでもありの『ガンブレ』ならサブキャラクターまで出てもおかしくないですし、そろそろ新規のAIパイロットも……ね？　

　話がズレてしまったので戻しましょう。とにかく、今回の機体は照射系EXskillが多い！　もう、撃ってばっかり！　カットイン系バインドスキルはいっさいなし。潔い！

　まず、頭の「★ハイメガキャノン」からして、照射系プラス当たるとデバフ。ヒットした相手の射撃攻撃力と射撃防御力を減少させる照射系スキルになっています。

　照射系なので、当然まっすぐにビューンと撃ちだされます。当たるとデバフがかかるので、地味にいやらしい照射系スキルですね。照射系は威力がそこそこなので、たいていの場合は当たっても「あちゃ～当たっちゃったか～。次は気をつけよう」くらいの感覚になりがちですが、これは当たりたくない！　カットインスキルでトドメを刺されそう。

　次に胴体の「★カリドゥス複相ビーム砲」。こちらは、ヒットすると格闘攻撃力およびビーム耐性を下げる効果があります。これまたデバフです。避けよう。

　もちろん、これも照射系なので、ビームがまっすぐに飛んでいきます。ただ、撃っているときの機体の角度は違いますね。照射系ばかりですが、どれも演出や効果が違うのがおもしろい。欲を言えば、ユッキーはビームばかりなので物理系も乗せるべきだと思います。原作で物理系に目覚めてもらうしかない。ダインスレイヴとか搭載しよう。

　またまたまたまた、照射系。腕の「★対艦用ビーム砲」にはデバフ効果はありません。その代わり、こちらは2本のビーム砲を右から左へと動かして薙ぎ払う。攻撃範囲の広～い技となっています。扇形に撃つので、割とやっかいかも。

　これ、使い勝手が良いのでは？　ボス前に敵を一掃したいときに便利かもしれません。なんだろう。たとえば、バトルサーキットなどでも使いやすいと思います。

　ラストは、脚の「★フルブラストモード」。発動後に射撃攻撃力上昇。射撃系スキルのクールタイムが即座に減少というデバフじゃなくてバフがかかる照射系スキル。

　使い勝手としてはなかなかのもの。とはいえ、そもそもEXskillは最大3つしかセットできないですから、4つある照射系スキルをどう使い分けていくのかは悩みどころかもしれません。いや、仮に一式すべてを当てたとしても、全部セットする必要はないのですが……。照射系オンリーで戦うのはカッコ良すぎる。バインドが1つは欲しいかも。

　個人的には、やはりデバフ効果のある照射系スキル付きのパーツを当てて、ワナのように使っていきたい機体ですね。もちろん、見た目重視で特徴的な頭や腕、サテライトキャノンがある脚の部分などを狙っていくのもアリですよ。え？　サテライトキャノンがあるのは背中だろうって？　ふっふっふ。じつは違うんですよ、コレが。

　背中のパーツを付け替えていて気が付いたのですが、このサテライトキャノン部分は脚パーツ扱いなのです。だから、いくら背中を付け替えてもサテライトキャノンは残るのですね。おそらく「フルブラストモード」のEXskillがあるからかな？

　格闘機にしてみようと思って背中を何度もつけ外ししながら、「あれ？おかしいな」と思っていたんですよ。なんか、このサテライトキャノン何やってもはずれないぞ、と。

　試しに脚を変えたら一発で外れたので、ああ、そういうことなのかと納得。逆に言えば、このサテライトキャノン部分が欲しい人は脚パーツを手に入れればよいということでもあります。背中部分が脚扱いということで、フォトスタジオでも遊べそう。

　たとえば、こんな感じで飛行形態みたいに撮影してみるとか。なんとなく、アクア・ハンブラビIIっぽくなったと思うのですがどうでしょう。全然違う？　パーツをはずしてみたり、ボールの頭パーツなどでそれっぽくしてみると飛行形態っぽくなりますね。えっ？　別の機体でもできそうだって？　まあ、言われてみると確かにそうかも。

　こうしてみると、普通にジェガンやスタークジェガンの色にしても似合いますね。原作を逸脱しないようにするユッキーの配慮が光る機体なのでした。ハイメガ付きジェガンの頭も応用できそうですね。本当はユッキーがいないからマッキーを乗せてみたとか、くだらないネタも考えていたのですが、だいぶ長くなってしまったので今回はここまで。

　ブリッツのミラージュコロイドを再現しようとしたけど、やっぱり無理だったフォトスタジオの画像とともにお別れしましょう。では、また。いや～、マジで色を透明にできないか頑張ったけど、自分の腕だと無理でした（先週コラムが更新されなかった理由）。