ダッシュ!四駆郎
『ミニ四駆 超速グランプリ』 に登場する原作作品
『ダッシュ!四駆郎』 のキャラクターを解説しています。
目次
『ダッシュ!四駆郎』 †
80年代後期に登場し、第一次ミニ四駆ブームを盛り上げたコミック。
アニメ化もされ、大人気となった。
題材はミニ四駆ながら、コミックならではの派手な表現と過剰な演出が大きな魅力で、ときに本当に命懸けのレースが繰り広げられることもあった。
物語では、主人公である日ノ丸四駆郎が、ライバルたちと激しいレースを繰り広げながら成長していく姿が描かれていく。
やがて彼とその仲間たちは、父が作った伝説のマシン“ホライゾン”を巡る、壮大な運命へと飲み込まれていくことになる。
外伝的な作品として『真ダッシュ!四駆郎』も存在(未完)。
また、2015年からは、続編である『ハイパーダッシュ!四駆郎』も連載中(武井宏之著)。
▲多くの謎をはらみ、目を離せなくなる展開は、当時の子供たちを熱狂させた。
日ノ丸 四駆郎(ひのまる よんくろう) †
『ダッシュ!四駆郎』の主人公。
元気でガッツにあふれ、何事にも前向きな熱血少年。
幼い頃からミニ四駆の魅力に魅せられ、レーサー集団である“ダッシュ軍団(ウォリアーズ)”を立ち上げる。
そして、仲間たちとの絆を深めながら、さまざまなレースを勝ち抜いていく。
父親から託されたマシン、ブーメランJr.を命と同じくらい大切にしており、そのシャーシはのちにメインマシンとなるダッシュ1号 皇帝へと引き継がれた。
レーサーだけでなく修理や改造もこなせ、バンダナの羽はドライバーとしても使える。
戸田 弾九郎(とだ だんくろう / タンクロー) †
四駆郎のもっとも古いパートナーで、タンクローの愛称で親しまれる少年。
ミニ四レーサーとしての腕のみらなず、高い改造の技術も持つ。
初めて四駆郎と出会ったときは、勘違いから敵対するが、
命をかけてマシンを守ろうとする四駆郎の姿に感銘。
以来、ダッシュ軍団としてともに戦うようになる。
四駆郎に勝るとも劣らない熱血漢で、その見た目のとおり、パワータイプのマシンを好む。
南 進駆郎(みなみ しんくろう) †
豪邸で暮らす大富豪の息子で、ミニ四駆の頂点に立つという夢を持つ少年。
四駆郎との戦いを経て仲間となり、ダッシュ軍団に参加。
スピード重視のマシン、ダッシュ3号 流星(シューティング・スター)を操る。
二枚目でクールな性格だが、精神的にはややもろい面もある。
とくに唯一の親友であるバンクロー(地味頁二)が近くにいないと、心配で実力が発揮できないらしい。
また、額には十字の痣があり、心が燃えると、赤く浮かび上がるという。
地味 頁二(じみ こうじ / パンクロー) †
南進駆郎の幼なじみで、普段からギターを持ち歩くパンク少年。
本来、気弱で軟弱ないじめられっ子だが、
パンク風メイクをしている間だけ、強気でイケイケな人格へと変貌する。
四駆郎との初対決では、メイク道具とマシンを失い、実力を発揮できず苦しんだ。
その後、ダッシュ軍団の一員となる。
メイク中の人脈は広く、ギタリストとしても有名。
加速力重視のダッシュ4号 弾丸(キャノン・ボール)がメインマシン。
皇 輪子(すめらぎ りんこ) †
ダッシュ軍団の監督、皇快男児の妹で、勝ち気で男勝りなダッシュ軍団の紅一点。
ピンクのつなぎと、腰まである長い髪が特徴的(原作では黒髪だった)。
ミニ四レーサーとしての腕は男たちに引けを取らず、とくにコスモスパイダー(傾斜コースでの走行距離を競う競技)を得意とする。
強力なダウンフォースを起こすことで、抜群の安定性を誇るダッシュ5号 D.D.(ダンシング・ドール)を操る。
バレンタイン衣装 †
鬼堂院 陣(きどういん じん) †
ダッシュ軍団のライバルチームである、”チームU”のリーダー。
皇が以前に作ったチームに参加しており、そのとき譲り受けたダッシュX1 原始皇帝(プロトエンペラー)を愛用している。
全国大会ではダッシュ軍団に敗北し、その後コーチ的な立場で軍団に参加する。
レーサーとしての腕も一流だが、本人自身も超人的な身体能力を持つ。
木尾 桃太郎(きび ももたろう) †
岡山県代表のチーム、チーム桃太郎侍のリーダー。
木尾モータース社長の孫で、ミニ四レーサーとしても有名。
FMマシンの使い手で、クリムゾン・グローリーを操る。
ただ腕がいいだけでなく、人間としてもよくできた人格者で、人望も厚い。
全国大会決勝でダッシュ軍団と死闘を繰り広げ敗れる。
その後、修行のため皇家を訪れ、ダッシュ軍団に加入。
四駆郎とともに、地獄キャラバンと呼ばれるレースに参加する。
砂布 欽二郎(さぶ きんじろう) †
全国大会を制した四駆郎の前に、突如現れた謎の少年。
三角帽子とぼろぼろのマントという風貌で、飄然とした態度が特徴的。
もし全国大会に出場していれば、優勝確実とされたほどの腕前を持つという。
ミニ四駆界でも有名な一匹狼で、突如現れてレーサーたちを襲う集団、黒い風の謎を追っている。
源駆郎が残したFMマシンの図面を元にして作られた、ソリチュードを操る。
日ノ丸 源駆郎(ひのまる げんくろう) †
元テストドライバーで、ラリードライバーである四駆郎の父。
ホライゾン系の開発者で、技術者としても高い才能を持つ。
地獄ラリーと呼ばれる世界最高峰のラリーへの参加中、事故により記憶を失う。
とある島でひっそりと暮らしていたが、そこで地獄キャラバンに参加した四駆郎と再会することになる。
ちなみに実車ではベンツに乗っているらしい。
皇 快男児(すめらぎ かいだんじ) †
皇倫子の兄で、ダッシュ軍団を率いる監督。
優れた技術者であり、さまざまなダッシュマシンを開発し、四駆郎たちに託した。
頬の傷は、源駆郎と一緒に地獄ラリーに参加したときについたものらしい。
最新の{{count}}件
{{group.date}}