爆走兄弟レッツ&ゴー!!
『ミニ四駆 超速グランプリ』 に登場する原作作品
『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』 のキャラクターを解説しています。
目次
- ▼『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』
- ▼星馬 烈(せいば れつ)
- ▼星馬 豪(せいば ごう)
- ▼鷹羽 リョウ(たかば りょう)
- ▼三国 藤吉(みくに とうきち)
- ▼J(ジェイ)
- ▼黒沢 太(くろさわ ふとし)
- ▼沖田 カイ(おきた かい)
- ▼近藤 ゲン(こんどう げん)
- ▼土方 レイ(ひじかた れい)
- ▼シェン・ホワァン
- ▼こひろ まこと
- ▼ミニ四ファイター
- ▼鷹羽 二郎丸(たかば じろうまる)
- ▼ブレット・アスティア
- ▼エッジ・ブレイズ
- ▼ジョー
- ▼ミラー
- ▼ハマー・D
- ▼カルロ・セレーニ
- ▼マウリーツィオ・ゾーラ
- ▼ミハエル・フリードリヒ・フォン・ヴァイツゼッカー
- ▼シュミット・ファンデルハウゼン・フォン・シューマッハ
- ▼エーリッヒ・クレーメンス・ルーデンドルフ
- ▼リオン・クスコ
- ▼佐上ジュン
- ▼土屋博士(つちや はかせ)
- ▼大神博士(おおがみ はかせ)
- ▼クスコ博士
- ▼岡田 鉄心
- ▼佐上 保(さがみたもつ)
- ▼ジュリアナ・ヴィクトール
『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』 †
2人の兄弟、星馬 烈(せいば れつ)と星馬 豪(せいば ごう)が、兄弟マシンである2台のマシンを駆って、過酷なミニ四レースを戦い抜いていく作品。
1994年、コロコロコミックで連載が始まり、第二のミニ四駆ブームをけん引することになった。
また、1996年にはアニメ化もされ、3年3シーズンにわたって放送される、ロングランの大ヒットとなる。
物語は、ミニ四駆が大好きな2人の兄弟が、ミニ四駆の研究者である土屋博士から最新マシンを譲り受けるところから始まる。
2人は熱いミニ四駆魂で互いに切磋琢磨しあい、セイバーと呼ばれる兄弟マシンをそれぞれの信念のもとに育て上げ、ともに成長していくことになる。
物語は大きくGJC(グレートジャパンカップ)を舞台にした国内編(アニメ第1シリーズ)、WGP(ワールドグランプリ)での戦いを描いたWGP編(アニメ第2シリーズ)に分かれ、さらに主人公を一文字豪樹(いちもんじ ごうき)と一文字烈矢(いちもんじ れつや)に変更したMAX編(アニメ第3シリーズ)が存在する。
2014年からコロコロアニキにて、続編となる『爆走兄弟レッツ&ゴー!! Return Racers!!』が連載中(こしたてつひろ著)。
▲コミック版とアニメ版でストーリー展開や細かい描写が異なっていることも大きな特徴で、本作『ミニ四駆 超速グランプリ』でのイベントは、基本的にコミック版をベースにしている。
星馬 烈(せいば れつ) †
星馬兄弟の兄で、本作の主人公の1人。土屋博士から預かったソニックセイバーを操り、さまざまなレースを戦い抜いていく。
普段は落ち着いてしっかりしており、丁寧で的確なレース運びを得意とする。
とくにコーナリング重視のマシンセッティングを好み、その速さと安定性は他の追随を許さない。
ひょんなことからTRFビクトリーズのリーダーになるも、責任感の強い性格が災いして苦悩することも多かった。
さまざまなレースを経てリーダーとしても成長し、世界を舞台にしたWGPでは、空中分解しかけたTRFビクトリーズをまとめ、戦い抜いた。
初期 †
WGP編 †
サンタ衣装 †
星馬 豪(せいば ごう) †
本作の主人公の1人で、星馬兄弟の弟。土屋博士から預かったマグナムセイバーを操り、兄弟で力をあわせて戦い抜いていく。
性格の異なる烈とはことあるごとに反発しあうが、心の奥底を流れるミニ四駆への熱い想いは同じで、お互いに深い絆で結ばれている。
直情的で考えるよりも先に体が動く典型的な熱血漢。
そんな性格を体現するかのごとく、愛用するマグナムは、一貫して超スピード重視の“かッとびマシン”。
喜怒哀楽が激しく常に騒がしいが、その天真爛漫さから、多くの人たちに愛されている。
初期 †
WGP編 †
鷹羽 リョウ(たかば りょう) †
星馬兄弟のライバルとして登場した少年。
トラック運転手の父親のかわりに、弟の二郎丸の面倒をみている。
言動はぶっきらぼうで上から目線だが、強い正義感と高潔な精神の持ち主。
しかしその正義感が災いして、勝機を逃すことも多かった。
最初は豪を認めていなかったが、やがてその力を認め、WGPでは最年長のチームメンバーとなる。
初期 †
WGP編 †
三国 藤吉(みくに とうきち) †
豪たちのライバルであり、チームメイトでもある少年。
三国コンツェルンの御曹司で、「~でゲスよ」が口癖。
お坊ちゃまらしく他人を見下すような態度をとることもあるが、根はまじめで努力家。
コーナリング重視の走りを得意とし、卓越したコーナリングを見せる。
そのぶん、直線でのせめぎあいは苦手なようだ。
初期 †
着ぐるみ †
WGP編 †
J(ジェイ) †
土屋博士のライバル、大神博士のもとでレーサーをしていた金髪の少年。
星馬兄弟との戦いで打ち解け、のちに同じチームで戦う仲間となる。
真面目で責任感が強く、温厚な性格。
どちらかといえば無口で目立たないが、レースに対する熱い気持ちは、ほかのメンバーに負けていない。
レーサーだけでなく、メカニックとしての才能も高い。
初期 †
WGP編 †
幼少期 †
黒沢 太(くろさわ ふとし) †
土屋博士から、3番目のセイバーであるブラックセイバーを預かった少年。
腕はいいのだが、目的のためなら手段を選ばない性格で、反則スレスレのラフプレーでレースを荒らしていた。
スプリングレースでリタイアしたあと、アメリカに引っ越してしまう。
なお、アニメ版ではその後帰国。
豪たちの戦いに感化され会心してからは、正統派レーサーに転身。
さまざまなレースで活躍する。
沖田 カイ(おきた かい) †
土屋博士と敵対する大神博士のもとにいたレーサーの1人。
かまいたちを生み出すビークスパイダーの持ち主で、右手のグローブはそのビークスパイダーをつかむためのもの。
レースの結果よりもライバルマシンの破壊を優先させるラフファイターだったが、鷹羽リョウとの戦いに負け、大神博士のやりかたに疑問を抱くようになる。
やがてレイやゲンとともに大神博士のもとを去ることになった。
近藤 ゲン(こんどう げん) †
大神博士のもとでレーサーをしている1人。
体格のいい大男だが、精神的にはまだ子供で、つねに懐にキャンディを忍ばせている。
ライバルマシンを破壊することを喜びにする残忍な性格だったが、普通のレーサーとしての腕も立つ。
また、自分のマシンには深い執着を持っていた。
最終的には、レイたちと一緒に大神博士のもとを去った。
土方 レイ(ひじかた れい) †
大神博士のもとでレーサーをしている3人の、リーダー的存在。
見た目は女性的で美しいが、その性格は3人のなかでもとくに残忍で狡猾。
勝つためなら手段を選ばないことを信条としている。
しかしマシンへ対する執着は高く、レイスティンガーのコントロールを奪われたことがきっかけで、大神博士に反旗を翻した。
シェン・ホワァン †
第1回WGPに参加した中国代表チーム“小四駆走行団光蠍”のミニ四レーサー。
子供の頃から幻のマシン、シャイニングスコーピオンを大切にしていたが、レースの経験はなかった。
しかしその潜在能力は高く、やがてチームのエースとして成長する。
こひろ まこと †
星馬兄弟の友人で、温和で礼儀正しい小学4年生のミニ四レーサー。
派手さはなくあまり目立たないが、堅実な実力の持ち主。
GJCウインターレースで優勝するなど、多くの実績を残している。
WGP編では分裂しかけていたTRFビクトリーズを立ち直らせるきっかけを作った。
ミニ四ファイター †
『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』のレースで、MCを務めていた人物。
元々はタミヤのミニ四駆関係イベントでMCを務めていた実在の人物がモデル。
タミヤのロゴの入った赤と青と白のコスチュームが特徴的で、アニメ版での本名は杉山闘士。
ミニ四駆に情熱を捧げる熱血漢で、熱い実況でレースを盛り上げた。
通常 †
MCバージョン表情 †
鷹羽 二郎丸(たかば じろうまる) †
鷹羽リョウの弟で、やんちゃで生意気な小学生。
兄のことが大好きで尊敬している。
語尾に「ダス」をつけることが特徴で、「だすだす野郎」と呼ばれることもある。
兄の近くでさまざまな戦いを見守り、自身もレーサーとして成長。
WGP編では、負傷した兄のリョウの代わりにWGPに出場した。
ブレット・アスティア †
WGP編で登場した、アメリカ代表チーム“NAアストロレンジャーズ”のリーダー。
小学生ながら、マサチューセッツ工科大学を主席で卒業した天才少年で、NASAの研究生でもある。
キザでクールな性格で、最初は豪たちを見下していたが、戦いの中で良きライバルとなり、やがて互いに認め合う。
冷静沈着で抜群の判断力を持ち、計算しつくされた緻密なレースを得意とする。
しかし一方で、少年らしくレースで熱くなることもある。
トレードマークのゴーグルは常に身に着けており、日常においても外すことはないという。
エッジ・ブレイズ †
アメリカ代表チームの二番手で、ロスアンゼルス出身の少年。
基本はお調子者で軽い性格だが、レースでは冷静な対処もできる。
プレイボーイを気取り、女の子には優しくをモットーにしている。
万能型のバックブレーダー(2号機)を操る。
ジョー †
アメリカ代表チーム、アストロレンジャーズの一員で、バックブレーダーの3号機を操る少女。
金髪のロングに緑のリボンが特徴的。
男性チームのなかの紅一点の例にもれず、勝ち気で男りな性格。
レースの腕も、並みの男たちには引けを取らない。
一方で、自身が起こした事故で落ち込み実力を出せなくなったりと、女の子らしい繊細な一面もあった。
なお、本名はジョセフィーヌ・グッドウィンだが、原作では一度も呼ばれたことがなかった。
サンタ衣装 †
ミラー †
アメリカ代表チームのメンバーの1人で、バックブレーダーの4号機を操る少年。
本名は、マイケル・ミラー。
最年少だが、やや自信過剰な面があり、相手を見下した態度を取ることが多い。
それが原因で隙を作ってしまうこともあった。
ハマー・D †
アメリカ代表チームの一員で、バックブレーダーの5機を操る。
本名はハマー・デーヴィッド・グラント。
衛星からのデータを通しての的確なレース展開を得意とするが、そのデータが途切れると、冷静さを失い、失敗することもある。
また、不意のトラブルにも弱く、緊急時の臨機応変さに欠ける。
追い詰められてパニックになったとき、ブレッドが口癖のように発する「落ち着け、ハマーD!」というセリフは、本作を代表する(!?)名セリフとして語り継がれている。
カルロ・セレーニ †
WGP編に登場した、イタリアチーム、ロッソストラーダのリーダー。
仕込みナイフのついたバトルマシン、ディオスパーダを操る。
レーサーとしての実力はあるが、勝利のためなら手段を選ばない性格で、狡猾な作戦で相手マシンを追い詰めていく戦い方を好む。
しかし一方で、不正なしで勝ちたいという、レーサーとして純粋な欲求も持ち合わせている。
マウリーツィオ・ゾーラ †
イタリアのチーム、ロッソストラーダのメンバーの1人。
身長170㎝を越える巨漢だが、これでも一応小学生。
性格は粗暴で大雑把。
実力派揃いのロッソストラーダにあって、レーサーとしての能力はやや不安定。
リーダーのカルロから叱責を受けることも多かった。
ミハエル・フリードリヒ・フォン・ヴァイツゼッカー †
ドイツ代表チーム、アイゼンヴォルフ(EISEN WOLF)のチームリーダー。
最年少でありながら、レーサーとしての能力は高く、「ミニ四駆の貴公子」と呼ばれるカリスマ的存在。
大人びた態度で他人を見下す発言も多いが、その自信に見合うだけの実力の持ち主。
かつては不敗を誇っていたが、烈との戦いでその不敗神話に終止符を打たれることになる。
シュミット・ファンデルハウゼン・フォン・シューマッハ †
アイゼンヴォルフ(EISEN WOLF)のサブリーダー的存在。
茶髪短髪の美少年で、同じチームのエーリッヒとは幼馴染の間柄。
実質的にチームを仕切っている参謀役で、その実力もミハエルに引けを取らない。
アメリカのNAアストロレンジャーズのブレット・アスティアとはライバル同士。
エーリッヒ・クレーメンス・ルーデンドルフ †
ドイツ代表のミニ四駆チーム、“アイゼンヴォルフ”のメンバー。
礼儀正しく紳士的で、責任感も強いため、チームメンバーからの信頼も厚い。レーサーとして優秀なだけでなく、チームをまとめる能力も高く、二軍のリーダーも務めていた。
リオン・クスコ †
1997年に公開された劇場版『爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP 暴走ミニ四駆大追跡』に登場したミニ四レーサー。
WGP開催中に行われたレースに乱入してきた謎のマシン、ガンブラスターXTOの持ち主。
実はガンブラスターXTOは、父親が開発した新型チップ“GPチップγ”が原因で暴走しており、SPFと呼ばれる組織から破壊命令が下されていた。
この暴走を止め、マシンを守るため、レースで知り合った豪たちと一緒に奔走する。
ちなみに眼帯は、マシンの状態を知るモニターの役割を果たしている。
佐上 ジュン †
佐上模型店の娘で、豪と烈の幼馴染の女の子。
野球好きで、最初はミニ四駆に興味がなかったが、豪たちの影響でミニ四レーサーとなる。
WGP編では、TRFビクトリーズのサポーターとしてチームを支えた。
サンタ衣装 †
土屋博士(つちや はかせ) †
星馬兄弟たちにマシンを与え、彼らがミニ四駆レーサーとして成長していく姿を見守るミニ四駆開発者。
かつては大神博士と一緒にニ四駆開発に勤しんでいたが、勝負にこだわる大神と意見が食い違い、袂を分かった。
WGP編では日本チームであるTRFビクトリーズの監督に就任。しかし温厚な性格のせいかほとんど指示を出すことはなく、むしろメンバーたちに振り回されることが多かった。
なお、『ダッシュボーイ天』や『ミニ四トップ』で登場する“Dr.T”は、彼のことである……かもしれない。
大神博士(おおがみ はかせ) †
土屋博士と一緒に、岡田鉄心のもとでミニ四駆の開発を行っていたフルカウルミニ四駆の開発者の1人。
レースを楽しむことより、バトルマシンとして相手を破壊することに重点を置く考え方で、あくまで子供のために開発をしようとする土屋博士とは仲が悪い。
土屋博士の作ったマシンやそのレーサーをライバル視し、それを打ち負かすことに執念を燃やすが、最終的に豪たちに敗北し、部下からも反旗を翻されることになる。
なお、原作ではWGP編以降は登場しない。
クスコ博士 †
劇場版『爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP 暴走ミニ四駆大追跡』に登場。GPチップの開発に関わった科学者で、ガンブラスターXTOの開発者。ガンブラスターXTOを駆るリオン・クスコの父親でもある。
岡田 鉄心 †
山奥で暮らしていた元技術者の陶芸家。土屋博士や大神博士とは顔見知り。世界各国を回って新素材の研究を行っており、高い硬度と柔軟性を併せ持った新素材“ZMC”を生み出した。
シャイニングスコーピオンは、このZMCを採用した最初のミニ四駆。
佐上 保(さがみたもつ) †
『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』で登場する模型店“佐上模型店”の店主で、佐上ジュンの父親。
烈や豪がパーツを買うときなどにお世話になっている人物で、かつてはスゴ腕のミニ四レーサーだったという。
ジュリアナ・ヴィクトール †
『爆走兄弟レッツ&ゴー』のWGP編に登場するアフリカ出身の女性レーサー。
アフリカ代表のミニ四駆レーサーチーム“サバンナソルジャーズ”のリーダー。
負けん気が強く、向こう見ずな性格で、コーチに就任した沖田カイに反発することもあった。何かと無茶をする傾向があるが、面倒見のいい姉後肌な一面も持つ。
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