トレンド考察(2020年12月)
超速グランプリのAクラスでよく見かける、流行の組み合わせ方を考察していきます。
今月の注目ポイント †
12月の超速グランプリは、★7改造をどれだけ使いこなせているかがカギとなった1カ月でした。
- シーズン45~46
ボディ特性に合わせたタイヤの選択 - シーズン43~44
減速の見極めが重要
シーズン45~46(12月2日~12月16日) †
サーフウェーブサーキット †
芝セクションと、大量のウェーブセクションが特徴のサーキット。
シャーシ †
上位陣のあいだではゼロシャーシの採用率が高かったようです。
このサーキットでは芝セクションやバンクなどのパワーを必要とするポイントが多かったので、スピードとパワーがバランスよく高めなゼロシャーシが使われたのでしょう。
また、タイプ2や4よりも少し高いスラスト角もメリットとなっているとか。
というのも、現在は★7改造により今まで以上に最高速度を出せるので、以前よりもコースアウトがしやすくなる場合があります。そこで、多少スラスト角をつけることで減速させて、コーナリングを安定させる目的があるようです。
セッティング †
今回のサーキットは芝セクションがあるため、ボディ特性に“オフロード特効UP”を使う必要がありました。そのうえ、完走タイムが30秒近くなるため、“節電UP”系の効果も非常に有効なものになっていたため、これらを組み合わせたボディ特性を使う人が多く見られました。
最初のうちはメインのボディ特性に“オフロード特効UP”を使っている人も多かったのですが、コースの長さの関係でボディ特性を“節電UP+”にしたほうが好タイムが出たようです。
ボディ特性に“節電UP+”を使った影響は、タイヤにも出ていました。というのも、前後ともにスパイクタイヤを装着するのではなく、フロントだけ大径ワイドスポンジを装着しているプレイヤーが多く見受けられたのです。
これは、(S)パワードリフトや(S)パワーブーストを使っていないため、最高速度に対してタイヤ摩擦の数値が足りなくなったからでしょう。そこでスパイクタイヤよりもタイヤ径が低いもののタイヤ摩擦の数値が高い大径ワイドスポンジを1つだけ装着したほうが好タイムが出せたようです。
ちなみに成功率50%のほうに“オフロード特効UP”を伝承している人が多いのは、“オフロード特効UP”を持ったボディの入手手段が少ないため、より確実に伝承をするのが目的でしょう。
ボディ特性伝承例 †
ボディ | ボディ特性 | アシスト効果1 | アシスト効果2 |
---|---|---|---|
ファイターマグナムVFX | 節電UP+ | オフロード特効UP | 節電UP |
シーズンタイムランキングTOP100 †
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シーズン43~44(11月18日~12月2日) †
ヒルチェンジサーキット †
ロングストレートからの180度コーナーが牙をむくサーキット。
セッティング †
非常に長いロングストレートが目を引くサーキット。そのため、やはりどれだけ最高速度を上げられるかが重要となってきました。
しかしただ最高速度を上げるだけだと、コーナー安定の数値が足りずにコースアウトすることも少なくありませんでした。そこで今回はローラーによる調節がカギとなったようです。
そこで重要だったのが★7改造。ローラーの★7改造項目には、必ずコーナー安定があるので、このサーキットにぴったりの改造と言えるでしょう。
そのうえで、ローラーチェック(上級)の改造を施して、ローラー摩擦の数値を上げることで、あえて減速させてコーナーを制していた人も多かったようです。
ローラー改造例 †
パーツ名 | 改造項目 |
---|---|
17mmゴム付きアルミベアリング | ローラー抵抗抜き×2 ローラー摩擦を弱める×4 ローラーチェック(上級)×1 |
シーズンタイムランキングTOP100 †
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関連動画 †
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今月の総評 †
[EXP]マルチキットDXが集まってきたことで、★7改造を施したパーツの使用者がかなり増えてきました。
しかしその反動で、以前よりも最高速度が大幅に上昇したことでコースアウトしやすくなってしまいました。
そのため、最高速度を上げるのはもちろんのこと、そのうえでどれだけ減速を最小限で済ませるのか、といったところに注目が集まっているように思えます。
上位陣はすでにサーキットにあわせた的確な★7改造をすることで、好タイムを生み出しているようです。そろそろすべてのカテゴリーの[EXP]マルチキットDXが出揃うので、2021年以降は失敗を恐れずに★7改造をしっかり行っていったほうがいいでしょう。
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