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トレンド考察(2020年9月)

超速グランプリのAクラスでよく見かける、流行の組み合わせ方を考察していきます。

今月の注目ポイント

9月の超速グランプリは高速サーキットが多かったため、自分の手持ちのパーツでどれだけ最高速度を出せるかがカギだった。

そして、コース上の難所を乗り越えるための調整力が試される月でもあった。

  1. シーズン34
    持っているブレーキで異なる攻略法
  2. シーズン33
    これが最高速度を目指すセッティング
  3. シーズン31~32
    コースアウトしない速度域に揃えるというテクニック

シーズン34(9月16日~9月23日)

スピニングクライムサーキット

ショートスロープ直後のコーナーでコースアウトしないように、ブレーキパーツをどう使うかがポイントだった。

/theme/dengekionline/mini4wd/images/gp/Spin_Climb02

ボディ

ショートスロープを安全にクリアするために、リヤステーにスキル“ブレーキ減速”を使うのが前提となっていました。

しかしそれだけでは減速が不十分ということで、ボディ特性に“ブレーキ効果UP”ダイナストームJr.やレイスティンガーが多用されてるのも当然の結果でしょう。

とくに今回はパワーも重要視されるサーキットだったため、ダイナストームJr.を使うプレイヤーのほうが多く見受けられました。

それ以外でも、ハイパーミニなどのモーターを使って最高速度を抑えることでショートスロープをクリアするセッティングの人は、やはりシャイニングスコーピオン(黒メッキ)を使っていたようです。

代表的なパーツ

アイコン名称ボディ特性
/theme/dengekionline/mini4wd/images/data/parts/body/10205000ダイナストームJr.ブレーキ効果UP
/theme/dengekionline/mini4wd/images/data/parts/body/10203400レイスティンガーブレーキ効果UP
/theme/dengekionline/mini4wd/images/data/parts/body/10205101シャイニングスコーピオン(黒メッキ)節電UP+

シャーシ

今回はシーズン33に引き続いて、ゼロシャーシが大活躍していました。

シーズン33の高速セッティングをベースにして、リヤブレーキステー・ソフトとブレーキ効果UPのボディの組み合わせでショートスロープをクリアしていったようです。

このセッティングではレーンによってはコースアウトするリスクこそ高いものの、それ以外のレーンでは完走できるので、ベストタイムを縮めるための新たな工夫と言えるでしょう。

シーズンタイムランキングTOP100

シーズン33(9月9日~9月16日)

スピニングクライムサーキット

新セクションのショートスロープ走行時の挙動に不具合があったため、高速サーキット状態で挑むレースとなった。
/theme/dengekionline/mini4wd/images/gp/Spin_Climb02

代表的なセッティング

ほぼコースアウトしないサーキットだったため、自分が持っているパーツのなかでの最高速度を出せるセッティングを目指していきました。

そのなかでも、上位陣のセッティングはほぼ同じだったことから、好タイムを出すセッティングの方向性は広く認識されていたようです。

やはり最高速度に優れるレブチューンの欠点である消費電力の多さを補う、節電UP+の効果はかなり大きかったようで、シャイニングスコーピオン(黒メッキ)の使用率の高さは揺るぎません。

シャーシでは、タイプ4シャーシが圧倒的な強さを見せていました。

タイプ2シャーシに比べてやや重いものの、スキルの“ギヤ相性”によるギヤ負荷の数値が大きく影響することからチョイスしたと思われます。

レブチューンの長所である最高速度を伸ばすのではなく、ギヤ負荷とパワーの数値を伸ばすことで弱点である加速度の低さを補うというのが重要なようです。

タイヤも同様で、スピードを伸ばしすぎても最高速度に到達する前にコーナーに入ってしまいかねないので、フロントタイヤ以外はほぼパワーロスの数値を伸ばしていくのがポイント。

あとはローラー抵抗の低いローラー用9mmボールベアリングやローラー用13mmボールベアリングを使って、減速させずにスピードを伸ばしていく人が多かったようです。

代表的なセッティング例

カテゴリパーツ改造項目
ボディシャイニングスコーピオン(黒メッキ)限界軽量化×2
冷却能力向上×4
モーターレブチューン3Vブレークイン
(回転数重視)×4
冷却ブレークイン
(回転数重視)×2
シャーシタイプ4シャーシ(黒/黒)ギヤ位置の調整×2
グリスアップ×4
ギヤ3.5:1超速ギアギヤフローティング加工×2
ギヤ位置の固定×2
ギヤ慣らし×2
ホイールF小径ナローワンウェイ・フロントギヤ精密調整×4
タイヤの固定×2
R大径ワンウェイ(黄)リヤタイヤの固定×6
タイヤF小径レストンスポンジ(青)・フロントトレッドパターン加工×2
タイヤウォーミングアップ×3
タイヤ真円出し×1
R大径スポンジ(青)・リヤタイヤクリーニング×6
ステーFスペーサー付(-)FRP強化マウント・F限界軽量化×2
軽量化×2
Mポール付きFRPショート・サイド限界軽量化×2
軽量化×4
Rリヤースキッド限界軽量化×2
軽量化×4
ローラー
(上)
Fローラー用9mmボールベアリングローラー抵抗抜き×2
ローラー摩擦を弱める×4
M16mm低摩擦プラ(橙)ローラー抵抗抜き×2
ローラー摩擦を弱める×4
R
ローラー
(中)
Fローラー用9mmボールベアリングローラー抵抗抜き×2
ローラー摩擦を弱める×4
M16mm低摩擦プラ(橙)ローラー抵抗抜き×2
ローラー摩擦を弱める×4
Rローラー用9mmボールベアリングローラー抵抗抜き×2
ローラー摩擦を弱める×4
ローラー(下)
ウイングハイマウント リヤウイング軽量化×6
ウイングローラーローラー用9mmボールベアリングローラー抵抗抜き×2
ローラー摩擦を弱める×4
スタビライザーFショートスタビスタビ摩擦を弱める×4
Mショートスタビスタビ摩擦を弱める×4
Rショートスタビスタビ摩擦を弱める×4
ウェイトF
R
アクセサリーピニオンギヤ(紫)ギヤ慣らし×6
放熱フィン冷却能力向上×6
フッソコートギヤシャフトギヤシャフト固定×2
回転ブレのチェック×4
ゴールドターミナルターミナル磨き×4
ターミナルチェック×2

シーズンタイムランキングTOP100

シーズン31~32(7月29日~8月12日)

ハイパーマウンテンサーキット

デジタルコーナーとバンクをいかに攻略するかがポイントとなった。

/theme/dengekionline/mini4wd/images/gp/Hyper_Mountain02B

セッティング

本サーキットでもやはりデジタルコーナーを攻略するためのパーツはが必要でした。

多くの人が、ダブルアルミリヤステーをつけたうえであと1つアルミやFRP製のステーをつけることで対策していたようです。

そのうえで、最高速度を上げすぎてボディにダメージを受けないように、モーターをハイパーミニを使うプレイヤーが多かったです。

ハイパーミニを使うメリットがもう1つあって、今回のコースではコースアウトしやすい速度というものがプレイヤー間に広まっていたとか。

そのため、コースアウトしにくい速度域の限界にどれだけマシンを近づけていくか。そしてそれに合わせてコーナーでどれだけ減速させるかといった細かい調節をするうえで、ハイパーミニが最適だったようです。

さらにその速度を越えないようにコーナーで減速させていったのですが、その減速の手段の多くはローラー摩擦で行っていたようです。

というのも、現在のトレンドである、スキル“アッパースラスト”でスラスト角を0にして、フロントのローラーの摩擦を0にするセッティングが、パーツの普及によっていっそう流行っていることに起因していそうです。

そのため、リヤにつけるローラーのローラー摩擦の数値で細かく調節していくスタイルが主流となっています。

シーズンタイムランキングTOP100

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今月の総評

今月は、今まで以上に加速度が注目された1カ月になったように見られます。

これまでの超速グランプリでは、軽量化などの改造を中心にとにかく最高速度を上げていく傾向が見られました。

しかし最近では、高い加速度をキープした状態でスピードの値をどれだけ伸ばせるかがポイントになってきているようです。

個人的に気になったポイントは、レース内で高い順位を目指すか、シーズン全体で最高順位を目指すかによってセッティングが異なっていたこと。

今月はよりベストなタイムを目指そうとすると、スタートするレーンによってはコースアウトするリスクが高くなってしまうサーキットが多かったです。

そのため、安定してそこそこのタイムにするセッティングと、最速タイムを狙うセッティングの2種類を用意していた人が多かったようです。

最速タイムを狙う人は、コースアウトのリスクが高いレース後半にスピードを落とすために、節電の数値をあえて下げる工夫などをしていたとか。

ただ数値を伸ばすだけではなく、あえて下げることでバランスをとっていくやり方がある、というのはミニ四駆ならではのおもしろさだと思います。

新たに研究が進んできましたが、10月のバージョンアップではボディ特性の伝承など新たな要素が追加されるとのこと。

10月のレースは大幅にトレンドが変わってきそうな予感がします。

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