トレンド考察(2021年1月)
超速グランプリのAクラスでよく見かける、流行の組み合わせ方を考察していきます。
今月の注目ポイント †
この1カ月の超速グランプリはコースのバリエーションが多く、上がった性能をどれだけ抑えこめるかがポイントでした。
- シーズン50~51
コースに合わせたシャーシの使い分け - シーズン49
ハイパーダッシュに合わせた特殊なセッティング - シーズン47~48
ブレーキの新たな使い方
シーズン50~51(1月6日~1月20日) †
初夢サーキット †
連続コーナーやショートスロープが特徴のテクニカルなサーキット。
シャーシ †
上位陣のあいだではタイプ3シャーシの採用率が高かったようです。
これは、ショートスロープ後のコーナーに備えてのブレーキによる減速、連続コーナーやウェーブセクションによる減速後のリカバリー対策でしょう。
タイプ系シャーシのなかで最もパワーの数値が高いので、最高速度を意識したセッティングをベースに、加速度を高めるために使われたのだと思われます。
セッティング †
セッティングは最高速度を意識したものになるので、やはりボディは軽量のファイターマグナムVFXが大人気。
そこに“(S)パワードリフト”と“節電UP+”と“スピードUP+”の組み合わせが鉄板となっています。
この組み合わせは最高速度が出しやすく汎用性も高いので、ボディや伝承の書を入手できたら1つは作っておいて損はないセッティングと言えるでしょう。
そして今回の注目は、やはりリヤステーによるブレーキの選択にあるでしょう。
ブレーキの効果は非常に大きく、また★7改造の登場でよりいっそう細かい数値の調整が可能となりました。
半面、減速しすぎたことでタイムが伸びない場合も出てくるようになりました。
自分が出せる最高速度に対して、どのぐらいの数値のブレーキ性能を使えばいいのかを見極めることが重要となってきました。
ボディ特性伝承例 †
ボディ | ボディ特性 | アシスト効果1 | アシスト効果2 |
---|---|---|---|
ファイターマグナムVFX | (S)パワードリフト | 節電UP+ | スピードUP+ |
シーズンタイムランキングTOP100 †
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シーズン49(12月30日~1月6日) †
コスモサーキット †
連続コーナーとストレートが組み合わさったサーキット。
セッティング †
シーズン49では特別にハイパーダッシュが解禁された、これまでのグランプリとはまったく異なる速度で走ることになりました。そのため、セッティングもハイパーダッシュに合わせたものを用意する必要がありました。
ハイパーダッシュは速度が速いぶん消費電力も大きいので、ボディ特性にはタイヤ摩擦を上げるための“(S)パワードリフト”と合わせて“節電UP+”と“節電UP”も非常に効果的でした。
そしてモーターのパワーに対応するため、ギヤにはパワーロスを強化したものを使う人が多かったです。
そのうえで、最高速度の上昇とともに必要なコーナー安定の数値もかなり高くなったため、ローラー摩擦を強化したローラーを装備したり、スタビライザーにスタビ摩擦を強める改造を施すなどの工夫も必要とされました。
スタビライザー改造例 †
パーツ名 | 改造項目 |
---|---|
ショートスタビ | スタビ摩擦を弱める×4 スタビ摩擦を強める×2 スタビ摩擦を弱める(上級)×1 |
シーズンタイムランキングTOP100 †
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シーズン47~48(12月16日~12月30日) †
マックスサプライズサーキット †
実在のサーキットをもとにした、新セクション満載のサーキット。
セッティング †
このサーキットでは最高速度が30km/hを越えると、オーバースピードなどによるコースアウトが発生しやすくなっていました。
そこでブレーキ性能を限界まで高めることで、より高い最高速度で走る戦い方が主流となっていきました。
もともとのブレーキ性能が高いリヤブレーキステー・ソフトを★7改造してさらに減速効果を高めたり、ボディ特性に“(S)紅い閃光”と“ブレーキ効果UP”の2つを伝承することで、最高レベルのブレーキ性能を用いていたようです。
そのうえであえて加速度を下げることで、コースアウトを防ぐセッティングなども用いられたようです。
セッティング例 †
カテゴリ | パーツ | 改造項目 |
---|---|---|
ボディ | ロッソストラーダ (S)紅い閃光 | 限界軽量化×2 冷却能力向上×4 |
アシスト効果:節電UP+ アシスト効果:ブレーキ効果UP | ||
リヤステー | リヤブレーキステー・ソフト | 限界軽量化×2 軽量化×4 ブレーキ減速調整×1 |
シーズンタイムランキングTOP100 †
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関連動画 †
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今月の総評 †
全カテゴリーの[EXP]マルチキットDXが登場したことで、ほとんどのパーツに★7改造が施されている時代になりました。
そのため、現在では最高速度をかなり上げたセッティングを施したうえで、どれだけ最低限の減速でコーナーを曲がりきれるかという、繊細なセッティングが要求されているようです。
そこで減速効果が得られるローラーやリヤステーなどのパーツでは、これまで以上に数値が異なる改造を施したものを複数用意できるかどうかがカギとなってきています。
1月中旬以降はさらに、現時点で最高のタイヤ径の大径スーパーハイトスポンジが登場したことで、最高速度は新たな領域へと突入しました。
中速度域にも新モーターのアトミックチューンも登場するなどの変化がありました。
これらの新パーツは、すでにイベントやグランプリにも大きな影響を与えているようなので、2月のレースはこれらを中心にしたセッティングがトレンドの中心となりそうです。
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