トレンド考察(2021年4月)
超速グランプリのAクラスでよく見かける、流行の組み合わせ方を考察していきます。
今月の注目ポイント †
- シーズン60~61
スキル“ブレーキ減速”の数値を振り切らない - シーズン62~63
軽量化による最高速度到達時間がポイント - シーズン64~65
デジタルウェーブはボディで対策
シーズン60~61(3月17日~3月31日) †
ショートシェーブサーキット †
新セクションのループチェンジャーとR2100コーナーの組み合わせで、速度調整が難しいサーキット。
セッティング †
シーズン60~61では、新セクションの“ループチェンジャー”が登場しました。このセクションでは、進入時に一定以上の速度が出ていないと回りきれずにコースアウトするというもの。
そのためマシンの最高速度を上げたいところですが、もう1つの難所、ナイアガラスロープ後のR2100コーナーでのコースアウトを防ぐために、スキル“ブレーキ減速”の数値もかなり高めておく必要がありました。
この正反対の攻略法を必要とするセクションを同時に対策しなければいけなかったのが、このシーズンの難しいところでした。
そこで多くのレーサーに見られたセッティングが、スピードを上げるためのローラーの数を少し減らすというもの。
そのうえでサイドステーにEXサイドガードのように軽くてスピードが上がるものを使って最高速度到達時間を短くし、ボディ特性に、最高速度が大幅に上がる(S)高貴な走りや(S)ドラゴンビートを使う人が多かったようです。そのうえで、“ブレーキ減速”の数値をやや強めてコースアウトを防ぐのが主流でした。
そして、同じリヤブレーキステー・ソフトでも、★7改造の“ブレーキ減速調整”を施したものと施していないものを用意したうえで、さらに“ブレーキ減速調整”の改造レベルを変えたものを用意して、少しでもコースアウトしないように減速しつつベストタイムを出す工夫がなされたようです。
シーズンタイムランキングTOP100 †
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シーズン62~63(3月31日~4月14日) †
ダブルグライドバンクサーキット †
2つのグライドバンクが特徴的なサーキット。
セッティング †
このサーキットでは、ドラゴンジャンプのあとのコーナーの攻略がポイントとなりました。
このドラゴンジャンプを含むストレートは長めで、ウェーブこそ入っているもののスピードが出やすく、コースアウトが発生しやすくなっていました。
そこでスキル“ブレーキ減速”の数値をかなり上げることで減速させて、さらにスキル“ウェーブ”を使わないことで減速させるテクニックも活用されていきました。
また、減速後の加速を高めるために、軽量化の改造を施したパーツを多く装着していくのが基本となりました。
3月に行われた週末限定EXチャレンジ Vol.4で伝承の書21「(S)紅い閃光」が追加されたことなどもあり、サイクロンマグナム TRFやファイターマグナムVFXといった軽いボディに伝承していたレーサーが多かったようです。
ボディ特性伝承例 †
アイコン | ボディ | ボディ特性 | アシスト効果1 | アシスト効果2 |
---|---|---|---|---|
サイクロンマグナム TRF | (S)紅い閃光 | 節電UP+ | ブレーキ効果UP | |
ファイターマグナムVFX |
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シーズン64~65 †
デジタルシャトルサーキット †
新セクションとしてデジタルウェーブが登場したサーキット
セッティング †
新セクションのデジタルウェーブは、デジタルコーナーよりもマシンが受けるダメージが少なかったようです。そのため、必要なスタミナ耐久の数値は、デジタルコーナーよりもやや低くなっていました。
しかし上位のレーサーは、あえてスタミナ耐久の数値を高くしていたようです。スタミナ耐久の数値を高めることで、マシンが耐えられる最高速度を上げてタイムを縮めたようです。
そこで活躍したパーツが、ボディのスピンアックス 超速プレミアムでしょう。このボディはスタミナ耐久が65と2番目に高く、専用改造の“藤吉のウェーブ強化”でスピードとウェーブがアップするというもの。
このボディに、スピードとスタミナ耐久が上がる(S)GPチップγを伝承して、最高速度とデジタルとウェーブの3つの要素を攻略していったようです。
似たような理由で、ブラックセイバー プレミアムに(S)GPチップγを伝承し、専用改造の“黒沢のボディ補強(耐久重視)”でスタミナ耐久とスピードを伸ばすプレイヤーも少なくありませんでした。
代表的なボディ †
アイコン | パーツ名 | 速 | 力 | 安 | 耐 | 重 |
---|---|---|---|---|---|---|
スピンアックス 超速プレミアム | 15.0 | 5.0 | 25.5 | 65.0 | 16.0 | |
ブラックセイバー プレミアム | 5.0 | 3.0 | 21.0 | 80.0 | 16.0 |
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関連動画 †
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今月の総評 †
全体的に、上位のタイム差がかなり縮まってきているように見えます。
各セクションにどのように対応したらいいかの研究が進み、さらに週末限定EXチャレンジやチーム対抗戦などの開催によってパーツが充実したことで、レーサー全体の対応力が高まっているようです。
どこで差がついているかと考えると、今はボディの違いによるところが大きいように見えます。
サーキットに合わせたボディ特性とアシスト効果を組み合わせるだけではなく、伝承されるボディもサーキットと相性がよいステータスや専用改造を持っているものに行うことが重要なようです。
今後のバージョンアップ予定として、アシスト効果は伝承成功率を100%まで上げられるようになり、さらに上書きも可能になる予定だとか。いかにサーキットの特性を見抜いて、そのサーキット専用のボディを作れるかがカギとなりそうです。
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