登場キャラクター

明るく活発で、困っている人を放っておけない世話焼きな性格。
火炎魔術と剣術を組み合わせて戦う独自戦闘スタイルの魔法剣を使い、召喚士の才を合わせ持って生まれた青年。
平民ながら多彩な魔術の才能が認められ、王国魔術師団へと入隊することとなる。
突如巻き起こった戦乱の中で出会った不思議な少女との出会いから、戦乱と異界の侵略との戦いに巻き込まれていく。

現国王の長男である第一継承王子。
召喚士の才を持ち王国魔術団に所属している。
クールでどこか冷めているように見えるが面倒見の良い面も併せ持つ。
所謂エリートで、天才的な召喚士の力を持ち、戦闘時には強力な氷魔術により戦闘を行う。
王国魔術団の養成学校の頃に主人公と出会い、意気投合し、ともに王国を守ることを誓い合う。
だが突如王国に攻め込んできた敵との戦いに巻き込まれ、王子として戦闘の前線に立ち国を守るために戦い、主人公とは運命がすれ違っていく。

戦乱の中、主人公と出会う記憶喪失の少女。
おっとりしていて、おとなしい性格。
自らの記憶を探すために異世界を旅する。
地上界の知識や一般常識に疎く、いわゆる天然キャラ。

王子の妹の王女。
明るく元気いっぱいだが少々わがままな面もある。
王城を抜けだして街へ抜け出すのが日課で、護衛の者が手を焼いてしまうおてんば娘。
兄の事を心の中では尊敬しているが、いざ目の前にするとツンツンしてしまう。
強力な魔術の才を持っており、幼い頃からの訓練により、高い戦闘能力を持つ。

30年前、フォーセイン神聖王国に現れた天才魔術師。

炎や闇などを操る一般的な魔術師とは異なり、魔導金属を操る異形の魔術を扱うことから『黒鉄の魔術師』と呼ばれる。
同時に非常に高い頭脳を持ち、自身の魔力を掛け合わせ、「銃」「鉄道」などの新技術を次々と生み出し、衰退していたフォーセイン神聖王国の復活を果たした。
だが彼の叡知を結集した魔道生命体「機神」を生み出した後、力に溺れ王国への謀反を企てたとして、異世界に追放されたとされている。

王国魔術団を率いる団長。
年齢としてはまだ40手前なものの、卓越した風魔法剣の力と人望の厚さから団長職に抜擢される。
同じ魔法剣の使い手の主人公にとっては師匠のような存在。
昔から大切にしている二刀一対の剣を愛用している。

ネコ型の機神。
地上界、各異世界の様々な情報がインプットされていて、ひょんなところで主人公とララと出逢うことになる。
気さくな性格だが、ちょっと抜けたところもある。

カツオが大好物で主人公やヒロインが落ち込んでいると気を遣ってそっとカツオを渡してくれる。
大きいリュックの中にはカツオや様々なものが入っている。

フォーセイン神聖王国第54代国王。
アルウィン王子とリアナ王女の父。
質実剛健な性格で、王国の近代化を果たした名君と呼ばれる。

銃などの近代技術を活かした兵器を操り、魔術の才の無い者達による部隊「王国銃士隊」の副長。
特権階級である魔術師を強く憎んでおり、王国魔術団とは犬猿の仲。

その躯体は黒鉄の魔術師の操る魔導金属で出来ており強力な力と強固な装甲を持っている。
ただし知能は低く、単純な命令を実行することしか出来ない。
コアに黒鉄の魔術師の魔力が込められ、それを動力として、活動している。
黒鉄の魔術師が異世界に追放されたため、動力の供給源を失いその全てが活動を停止した。
神聖王国内には30年経った今でも、その残骸が各地に残っている。