第124回コラム
バンダイナムコエンターテインメントより配信中のiOS/Android用アプリ『ガンダムブレイカーモバイル』。担当ライターのまさんが『ガンブレ』を始めた初心者向けのコラムをお届けしていきます。
【初心者から始めるガンブレ】コラムで振り返ってみるガンブレモバイルの2022年。来年もよろしく【第124回】 †
文:まさん
あれ? え? あれ?
アル、いいかい? よく聞いてくれ。これを書いているのは25日に日付が変わったところだが、クリスマスガシャは来ていない。じゃあな、アル……。
ウソだと言ってよバーニィ!
いや、ビックリしました。クリスマスガシャがないのは、これまでにないパターンですね。これは、年末年始辺りのガシャを想定して全力を出してもいいのだろうか……? それに、いつもの流れならアカツキチケットガシャ付きのイベントが来ると思うのですが、果たして? 最近は、運営のスタイルがいろいろと変わったので読めないですね。
今回は、クリスマスのイベントシナリオもありませんでしたね。メインストーリーは完結した(と思う)からかな……とちょっぴり寂しい気持ちを抱きつつ、続いていることがありがたいとも思う1年間でした。アプリゲームは3年続けるのも大変ですから。
好きな機体をいじる方向性はコンシューマーの『ガンブレ』にも近いプラモシミュレーター的な楽しみがありますし、まったりでもいいので来年、再来年も続けていただきたいものです。というわけで、今回は特別編。今年のガンブレを振り返りましょう。
風雲再起やザクタンク グリーン・マカクの参戦に驚いた †
今年のはじめは、いきなり変わった機体がイベント機体で参戦。なかでも、風雲再起の参戦には驚かされました。胴体パーツがなく、そのまま使うと見た目が変になってしまうこともあり、第89回では工夫の仕方をいろいろ考えたものです。
結局、風雲再起を生かして自然な形に見せるなら、SDガンダムの胴体で繋げるのが一番自然に見えるというオチになりましたが、本当にそのままだと浮いちゃうんですよね。フォトスタジオで、インナーフレーム非表示にしてもおもしろくなっちゃう。
怪奇現象みたいになっちゃった……。とはいえ、アクセントとしても使えますし、貴重な四足。パーツとしては使い道が多くて良い機体だったので、来年もアカツキイベントで復刻して欲しいものです。なんだかんだ、こういう変わった機体好きなんですよ。
そして、変わった機体と言えば、やはりザクタンク グリーン・マカクも忘れられません。
ガンプラなので当然フィギュアもある。そうわかっていても、人がセットで乗っているのは衝撃でした。こんな変わった機体が出てくるのも『ガンブレ』の良いところ。さらに、この時期から★7同名パーツが期間限定ガシャに追加されるようになったのも注目。第90回で取り上げたようにバインド可スキルへのカウンター技も追加されました。
まあ、私自身は未だにうまく活用できていないのですが……。ZZの技からスクリューパイルドライバーが実装されたこと自体が驚きですよ。まさか『ガンダムVS』シリーズの技もアリだとは……。ガンダムならアニメや漫画だけじゃなく、ゲームも集まる本作ならではの追加技ですね。アニメじゃない(アニメジャナイ)。ホントにゲームさ。
ビックリしたことと言えば、個人的には第93回で書いたバーザムの参戦! これも追加機体としては良かったなあ。そういえば、まだもう1つの股間パーツを装備したバーザムは参戦してないですね。いや、バーザムが出ただけでもスゴイことなんですよ。
そしてバーザムが出たからには、やはりコレも作りたい。最近、急にガンダムファンの間で知られ始めたバージムですよバージム。というわけで、自分でもバージムを再現してみました。みましたが……ジム系ヘッドでうまく再現できない! バージムも共通パーツで流用できそうだし、イベントで出ないかな。バージムの頭が欲しい。
参戦できたことに驚いた機体はまだあります。とくにダナジンは欠かせないでしょう。第95回だから、3月ごろですね。今年の1月から3月、異様に濃かったな……。
この時期に参戦してきたおもしろ機体たちを組み合わせて、風雲ダナジン・マカクを作ってみました。ダナジンの色に合わせて塗ってみたら、意外と似合うなコレ。
特徴的なフォルムの機体同士でも、色を合わせるとしっくりきます。もっと、もっと、こういう尖った機体を見たいなあ。たまにでいいから、また追加してくれないかな。
4月から、イベントの開催期間が2週間のスパンに変更 †
今年の4月からは、少しずつゆったりした更新に変わっていったガンブレ。第98回ではイベントが2週間ごとのスタイルになり、ビルド計画ペレットも配り始めた大盤振る舞いがありました。内心では、サービスが終わるんじゃないかと心配だった時期です。
ほら、ガンブレコラムも100回が間近だったじゃないですか。区切りがいいから終わっちゃうんじゃないかと思っていたんですよ。結果的には杞憂だったのですが、ここからRX-零丸などの新規機体が1か月に1回くらいのペースになり、あとは属性違いが実装されるようになりましたね。イベントやガシャの更新も、少しゆったりしたペースに。
まあ、自分の心配をよそに今でも続いているのはみなさんも知っての通り。終わらなくて良かった~。100回記念はコラム用モビルスーツ・ヒャッカイ(百式+アッガイ)でお祝いし、初代ショップ店員の超ドアップ芸参戦希望といった無茶な話で新年度を始めたこのコラム。相変わらず何のコラムなのか定期的にわからなくなりますね。
実装のペースは月1になったものの、まだまだテスタメントガンダムなどの新機体が追加されているガンブレ。第104回コラムからはフォトスタジオを使った間違い探しなどもはじめてコラムとしては迷走しつつも、なんだかんだと時は流れて第108回。煩悩の数と同じコラムの回に、とうとうアレが復刻されました! 封印寸前だったアレが!
そう。伝説のイベント機体クロスボーン・ガンダムX1ですよ。復刻のたびにスルーされ続けたX1が、やっと復刻されたのです。なぜ、X1だけ復刻されなかったのかって? それは、ほら。もちろん、アレが理由じゃないかな。初期からやってる人はピンとくる胴体のEXskill「ビーム・ガン」。これが原因ではないのかと、コラムでも触れました。
▲再現……というか、だいたいこんなイメージで猛威を振るっていたのです。
このビーム・ガン。とにかく初期のEXskillとしては破格の強さを持つ弾数武器だったこともあり、長いこと封印されていました。それが復刻されたということは……つまり、X1のビーム・ガンを配ってもよいくらい強力な弾数武器が増え、強さのインフレも進んだということでしょう。完全な封印機体にならなくて良かった~。
そうそう。パーツ特性の「攻撃軽減率」が「被弾倍率」になって名称だけじゃなく効果が変わったのも第109回のころでしたね。ダメージのインフレを一気に進めた超強力な特性で、今の期間限定パーツには必ずと言っていいほど付属している特性です。この特性があるかどうかでまったくダメージが違う。新時代の特性でした。
メインストーリーも20章が実装され、展開的にもひと区切り。現在まで更新がないことから見ても、アレでメインストーリー自体はいったん完結したのかな。少し寂しいところもありつつ、途中で打ち切られるようなこともなく大会まで描き切ってくれたので満足……いや、まだまだキャラクターの後日談や掘り下げて欲しいキャラがいっぱいいますよ! 今後の追加がないとしても、いつかコンシューマーの『ガンブレ4』を出してモバイルキャラを参戦させて欲しい。まだまだ、広げられそうな世界観ですよね。
RX-93ff νガンダムから始まった超トンデモなUltra評価 †
そして、忘れてはいけないのが新規機体RX-93ff νガンダム。第110回のころに実装されたこの機体から、wikiのパーツ評価がUltraになりました。なんだUltraって。
Ultra
評価自体が虹色に輝くパーツばかりでしたが、それだけ伊達じゃない性能だったということ。W被弾倍率上昇のパーツ特性も、威力SSSのEXskillも、来るところまで来た感じがしましたね。強さも見た目も3周年記念ガシャに相応しい機体でした。
個人的に思い入れが深いのが第113回。この回では、あのガンダムTR-6[ハイゼンスレイⅡ・ラー]が参戦だぁぁぁぁぁ! いやあ、本当に待ってましたよ。待ってました。リアルでプラモデルを買っているくらい好きな機体なので、マジうれしい。
ただ、どうしてもフォトスタジオのポーズに例の持ち方がないのがネック。コンポジット・シールド・ブースターの持ち方が逆になってしまうのですよ。コンポジット・シールド・ブースターを逆に持てる作例的なポーズと、Ex-Sの例の飾り方なポーズが欲しいよぉ。
話を戻しましょう。今年最大の注目といえば、なんといっても『水星の魔女』。このゲームにも、水星の魔女から主役が参戦しました。もちろん、あの機体ですよ。
エアリアルです! いや、これはお菓子のほうのエアリアルでしょ! リアルのプラモが近所のどこにも売っていないので、もうこのキャンペーンにかけるしかないんですよ!
いや、そうじゃなくて。第118回の時期に参戦したことで、まだどれくらいの実力なのかアニメでも未知数。いや、未だにアニメでも強さの全貌が見えていない機体なのですが、エアリアルが参戦を果たしました。ゲームの強さもまだまだデビューって感じ。
踊れる、戦える、エアリアル。今のところ、最新の作品ですが専用のゲームも出ていないので、アクションゲームでエアリアルを動かせること自体が貴重。ほかの水星機体はまだ追加されていませんが、そろそろ何か増えて欲しいなあ。あと、スレッタもAIパイロットで来てもらいたい。まだまだ、追加してもらいたいものだらけです。
さて、こうして振り返ると確かにまったりペースにはなりました。ですが、新規機体は追加され続けているので『ガンブレ』は現役。来年はどのような形で運営されるのかはわかりませんが、人気過ぎてなかなかガンプラが買えない昨今。リアルなガンプラ代わりにいじれるアプリとして、長く続いていただけることを願っています。新規機体も増えるといいな。では、みなさん良いお年を! また、来年お会いしましょう!
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