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『スパクロ』原作ロボット紹介コラム#3

シリーズ第1作からのスパロボフリークであるライター黒峰澄一の『スパクロ』原作ロボット紹介コラム第3回です。

/theme/dengekionline/battlegirl/images/news/newsicon_plan パワーだけならスーパーロボット! 愛すべきコメディリリーフ“ボスボロット”(12/9)

 第3回の原作ロボット紹介コラムでは、第1回でピックアップしたリアル系の『コードギアス 反逆のルルーシュ』から打って変わって、元祖スーパーロボット作品『マジンガーZ』から「ボスボロット」を紹介する。『スパクロ』では必ず最初に手に入るユニットという栄えあるポジションの機体で、また初代『スーパーロボット大戦』からの常連ユニットでもあるのだ。ということで、ぜひ最初のうちに紹介しておきたかった次第。


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 「ボスボロット」は、1972年に連載され、スーパーロボットという1大ジャンルを築き上げた漫画『マジンガーZ』に登場するロボットだ。主人公・兜甲児にライバル心を燃やすクラスメイトのボス(本名不明)が、子分のヌケムチャとともに乗り込む、光子力研究所の三博士(もりもり、のっそり、せわし)がスクラップから作りあげた機体で、いつもはマジンガーZの足手まといだが、時折目が覚めるような活躍を繰り広げた。ちなみに、機体デザインは、当時テレビマガジン(講談社)が展開していたファンクラブ「マジンガーズクラブ」で公募が行われている。

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▲左からヌケボスムチャのボスボロットパイロット3人組。ボスの音頭取りのもと、子分のヌケムチャが戦闘をサポートする。


 その当時の人気たるや凄まじく、スピンオフ作品として『ジャンジャジャ~ン ボスボロットだい』(75年)や、その続編『おなり~っ ボロッ殿だい』(76年)といったギャグ漫画が発表されるほど。ちなみに、こちらのボスボロットは、個性を持った人間大のロボットで、ちょっとエッチな展開も人気を呼んでいた。


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▲丈夫そうな外見だが、スクラップから作られているためとても壊れやすい機体。とはいえ打たれ弱いというわけではなく、ギャグロボットの面目躍如でしぶとい。


 なお、「ボスボロット」は続編『グレートマジンガー』でも登場しており、『マジンガーZ』では12メートルだった全高が、『グレートマジンガー』では20メートルにこっそりサイズアップされているのだ。ちなみに、『スパロボ』にも何度か採用されているボロットプレッシャーパンチは、グレートマジンガーのドリルプレッシャーパンチを流用した武装である。


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▲「ボスボロット」の必殺技・ボロットパンチが炸裂。「力だけならマジンガーZに勝るとも劣らない」といわれており、総合的なパワーは12万馬力と、マジンガーZ65万馬力には遠く及ばないものの、多くのリアル系ロボットの数十倍の出力を誇る。


 原作ではコメディリリーフとして大活躍し、子どもたちに愛された「ボスボロット」。『スパクロ』ではコモン(C)版のほか、レア(R)版も登場するので、強化しだいでは最前線で活躍してくれるはず。ぜひとも自軍に加えてあげていただきたい。


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